エレクトロプランクトン

エレクトロプランクトンってなに?
なんて意味不明な名前なの!
と興味を持ったあなたにぴったりなソフトでちゃいました!
メディアアーティストの岩井俊雄さんが送る
ゲーム業界を激震させる(笑)ソフトなんです!

電子の海でプランクトンと戯れちゃう!

ほかのソフトとはちと違う。何が違うんでしょうか?

がーん!
今までのソフト史に名を刻む
全く新しいタイプのソフトがでてしまいました!
それは・・・遊ぶ私たちがアートできるソフトなんです!
はてさてそれはいったいどんなゲームなんでしょう?

まずこのソフト、クリアするなどの目的がありません。
ですのでゲームによって達成感を味わいたいという方は
スーパマリオ64DSなどほかのゲームを選んだ方がよいでしょう。

でも・・・
今までゲームに抵抗を持っていた方、
もう通常のゲームには飽き飽きだという方
ゲームをたくさん遊んできた方にも
目からウロコの内容となっているんです!

いってみればゲームじゃないゲームなんですねー。
(わかりにくい!)
ニンテンドーDSというゲーム機で遊ぶんですが
ゲームをしているという感覚がまったくないんです。

たとえていうならば
CDを聞きながら自分もその中の演奏に参加してしまう!
というような感覚です。

遊ぶ目的は遊ぶ人にゆだねられているソフトですので
自分で目標を作ればそれがゲームになりますし、
特に目的を作らずに見ているだけ、聞いてるだけでも
楽しめてしまうんです。
遊ぶ人によって十人十色なソフトに仕上がってしいますっ!

電子プランクトンで映像音楽新体験できちゃいます。

このソフトは水の中にすむ小さなプランクトンを
タッチしたり声を出したりして遊ぶんです!

その際に音が奏でられたり、プランクトンがいろんな動きをしたり
遊ぶ人が音や動きを創ることができちゃいます。

自分の声をおぼえ、
それをいろいろな声色に変えてしゃべり返す「ボルボイス」
タッチペンでサッと描いた線が
そのまま音になる「トレーシー」
スーパーマリオなどゲームの音を使って
演奏ができる「ツリガネムシ」など
(わたしのようなファミコン世代にはたまりません!)

10種類の個性あふれるプランクトンが
あなたを待ち受けちゃってます!

今までにないソフトはなぜ生まれたのでしょうか?

そこには岩井俊雄さんという一人のアーティストが存在したんです!

岩井さんだからこそ表現できるDSの可能性みたいなものがある。
それは普段ゲームを作りなれている人からは出てこないもの。
それがDSであればできそうな気がした

これは任天堂社長の岩田さんがおっしゃった言葉です。
そして岩田さんと、マリオの生みの親である宮本さんが
メディアアーティストの岩井俊雄さんにオファーをすることで
このソフトができあがったんです。

このソフトは岩井さんが昔、夢中になったという
顕微鏡とテープレコーダーとシンセサイザーとファミコン
合体させてできあがったものなんです!

以下岩井さんは語る

これら4つの機械(顕微鏡、テープレコーダー、シンセサイザー、ファミコン)
に出会ったときはいつもワクワクし、新しい遊びに夢中になりました。

今回、任天堂の方たちからニンテンドーDSで何か作ってみませんか?
と誘われて、初めて試作機を見せてもらったとき、
これで何ができるんだろう!
と同じようにワクワクしました。

DSの2画面やタッチパネルやマイクを使って
全部くっつけてみたくなりました。

そして、
できあがったのがこの「エレクトロプランクトン」なのです。

岩井さんは日本を代表するメディアアーティスト
テレビ番組のキャラクターやCGのシステムデザインなどを手がけながら
ご自身も番組に出演なさるとっても多才な方なんです。
そんなアートな人がゲームを作るとどうなるのか?

さすがアーティスト!びっくりな色づかいがあなたを癒しちゃいます。

美的感覚に大変優れている岩井さんが作ることによって
プレイ画面の色彩が他のゲームとはひと味違うんです。

通常ゲームといえば単色の組み合わせが多いんですが
このソフトは・・・

グラデーションを主に使い、組み合わせているんです!

このグラデーションを主体とした色づかいが
プランクトンの独特な世界観を作り出していて
ゲームを鑑賞するという、世にも不思議なことも体験できるんです!

おそらくそれがねらいということもあるんでしょう。
プレイヤーが遊ぶモードのほかに
コンピューターにプランクトンの操作を任せた
観賞用のモードも用意されています。

観賞用とはいっても受け身のものではなく、
自分がプランクトンのセッションに参加したいと思えば
乱入?できるようになっていますので
コンピューターの操作を見て遊び方をおぼえながら
そこで自分が思いついた遊び方をそのまま実践できちゃいます。

コンピュータとともにセッションできてしまうという優れものなんです。

お買いあげの方にもれなくヘッドホンがついています。

このソフトにはヘッドホンが同梱されているんです。

見かけはかなーり頼りない(笑)ヘッドホンですが
使ってみてびっくり!

画面右から左へプランクトンが移動するときなど
音も右から左へときこえ、
見事に音の奥行き感を表現しているんです!
しかもゲーム?と思うぐらい音質もグーです!

ヘッドホンを使って「ヒカリノワ」というプランクトンで遊ぶと
アルファー波が増大してるんじゃないかと思うほど
リラックスできちゃいます(笑)

通常のスピーカーでも十分音質はいいのですが

ヘッドホンを使うことでこのソフトをさらに楽しめてしまいます!

ちょっと余談です。
気になって他のゲームにもヘッドホンを試してみたんですが
以前の携帯ゲーム機では雑音だらけだったヘッドホンの音質が
びっくりするほどニンテンドーDSではクリアになっていますよ!
ぜひ!お試しあれ!

全長61ページ!こりにこった説明書がすごい。

エレクトロプランクトンの説明書は
私が持っているニンテンドーDSのソフトの中で
間違いなく、一番熱(厚)いです(笑)

操作自体は単純なので説明書は読まなくても
全然遊べるんですが

説明書にはそれぞれのプランクトンの遊び方が
かわいらしいイラスト入りでわかりやすく丁寧に説明されております。

またこのソフトの作者である岩井さんの
ライナーノーツやどういった意図で作成したのか?など
10種類のプランクトンそれぞれの解説も載っております。
プランクトンへの愛着もわいてしまいますよー!

なかには説明書を読まなくてはわからない遊び方もありますので
説明書を読むことでおもしろさが倍増すること間違いありません!

あなたが遊び方を考える創作ゲームなんです!

このソフトはゲームというジャンルを超えてしまっているだけに
ゲームをやりたいと思って購入すると
期待はずれになっちゃう可能性があります(泣)

遊び方は自分で考えるというソフトなんです。
もちろん丸投げで遊び方を自分で考えなさい!
といういい加減なものではなく
いろいろなところに優しくヒントがちりばめられていますんで

あ、こうやったらおもしろそう
えっ!こうやったらどうなるの?
おっ!これは使えるなどなど

遊ぶ方法はいろいろなところで気づくことができます。
おもしろくするのもつまらなくするのも自分次第なんです!

そんな無限大の楽しみ方を秘めているエレクトロプランクトンで
最先端のゲームを体験しちゃいましょう!

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こんなところまで(笑)エレクトロプランクトンを遊び倒す!